玉村警部補の災難

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文庫版が出たら欠かさず読んでいる海堂尊作品。出張のお供に「玉村警部補の災難」を購入して読んでみました。

内容説明

身元不明の死体を移動させた―――
その理由とは?

検視体制の盲点をついた犯罪などに、
警察庁のキレ者・加納警視正の論理的推理が炸裂!
忠実な部下、玉村警部補は振り回されながらも、事件を解決していく!

1000万部突破「バチスタ」シリーズ人気コンビが活躍!

「バチスタ」シリーズでおなじみ加納警視正&玉村警部補が活躍する珠玉のミステリー短編集、ついに文庫化!出張で桜宮市から東京にやってきた田口医師。厚生労働省の技官・白鳥と呑んだ帰り道、二人は身元不明の死体を発見し、白鳥が謎の行動に出る。検視体制の盲点をついた「東京二十三区内外殺人事件」、DNA観点を逆手にとった犯罪「四兆七千億分の一の憂鬱」など四編を収録。

(玉村警部補の災難│宝島社の公式WEBサイト 宝島チャンネルより引用)

詳細

感想

「電子猟犬(デジタル・ハウンドドッグ)」の通り名を持つ加納警視正と、玉村警部補のコンビが事件に対峙し、解決していく短編集でした。

東京二十三区内外殺人事件

「イノセント・ゲリラの祝祭」にも挿入されていた、司法解剖の課題を切り取った作品です。

Ai導入を推奨する流れが色濃く出ています。

青空迷宮

登場人物の名前や背景が入ってこず、なかなかストーリーに入り込めなかったのですが、加納警視正が犯人に仕掛けた策が面白い作品でした。

さすが「電子猟犬(デジタル・ハウンドドッグ)」としか言いようがない。

四兆七千万分の一の憂鬱

DNA照合に関連する捜査と、医療情報との関わりに対する課題が、緻密な推理劇と共に描かれています。

想定される犯人像が、色を変えながら絞られていく部分と、玉村警部補の別な一面が楽しい作品でした。

エナメルの証言

身元不明遺体の歯型照合への問題提起がメインでしょうか。Aiの導入で解決される課題を、興味深いストーリーにのせて展開しています。

実際にこんな職業の人がいるのかも?それはそれで怖い世の中です。。。

短編集なので、あまり身構えずに読めます。

タイトルにある玉村警部補はわき役で、加納警視正のキャラクターが前面に出た作品で楽しく読ませていただきました。

ここから桜宮サーガに足を踏み入れるのも良いかもしれません。

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